加藤諦三の言葉 第182回 [2004/08/26]

過去を忘れて、前へ進もう
『ふれあいの法則』(p.153−p.154)
(大和書房)

 何事も一生懸命やったら、あきらめがつく。
 やれるだけやったら、過去は捨てられる。そして、未来に向かってはばたける。
 「地上にいいものあるかなー」と思っていたら、鳥は大空をはばたけない。
 過去に執着する鬱の人は、やれるだけのことをやっていない。

 毎日演技をして生きていたら、人とふれあえない。だから、いつも後ろを振り向いて生きることになる。
 一生懸命生きるとは、演技でなく生きるということである。夢中で男を愛している女は、男の前で演技を
しない。
 ふれあって生きていない人は、いつも演技をして、いつも後ろを振り向いている。演技をして生きている人の結末
は孤独である。劇の幕が降りてお客さんがサーッと帰っていくように、何かあるとあなたの周りから人がサーッとい
なくなる。
 後ろを振り向かないためには、演技をやめてふれあうしか
ない。人とふれあえれば、前を向いて積極的になれる。


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