加藤諦三の言葉 第242回 [2006/02/22]

何かあったときに社会性を欠いた人は「私は運が悪い」と言う。
「自分を変えたいと思った今が幸運のはじまり」「三笠書房」


 何かあったときに社会性を欠いた人は「私は運が悪い」と言う。何が原因で自分に世の中が辛くあたるのかが
理解できないのである。しかし、社会性を欠いた毎日の生活の積み重ねの中でそうなっていくのである。
 そして「私の人生はどうしてこんなに苦しいことばかりあるのだ」と自分自身が招いた不運を、ただ嘆いている。
その困難や不運を招いたのは自分の過去の行いの集積であることには最後まで気がつかない。
   人は成功や失敗の直接の原因というのはよくわかる。しかし「日々の積み重ねの結果そうなった」という、
隠された部分はなかなか理解できない。幸運も不運も突然来ない。
 こうして幸運や不運の環境はできてくる。人はそこの場所と時間だけで、そうしたことをしているのではない。
他の場所や時間でもそうしている。
   そうした行動をする心をその人は持っているのだから、ほかの場所や時間でもそうした行動をする。その結果、
質のいい人が周りに集まらない。だから幸運もドアを叩かない。



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