加藤諦三の言葉 第237回 [2006/01/19]

人の幸せから学ぶ。
「自分を変えたいと思った今が幸運のはじまり」「三笠書房」


 今の人は豪華さで気を紛らわしているだけである。何を買っても本当は満足していない。人に見せるためにものを買っているからである。人も見せるためのも のを買う人にとって、貧乏は屈辱である。どんなにお金持ちでも、自分がしたいことがないと不幸である。お金で不満を紛らわそうとしても紛れるものではな い。
 心の不安や不満は豪華な生活で紛れるだけで、どこまで豪華にしても不満は消えない。そうした人々がここに登場する人を「こうだ」と考えるのと、彼らは まったく違う。だからここまで活力があり、頑張れたのである。この人々の幸せこそ、私たちが学ばなければならないことである。
 学ぶのは努力よりも、この人たちの幸せである。  夢中になることがあり、貧乏でものが買えない人のほうが、買いもので気を紛らわしているお金持ちよりも、はるかに幸せである。
買いもので気を紛らわして いるお金持ちの生き方からは、エネルギーが生まれないということなのである。その生き方を変えることである。その価値観を変えないかぎり、忍耐力は期待で きない。



BACK← →NEXT
「加藤諦三の言葉」目次へ戻る
トップページへ戻る

このページに掲載されている記事などの無断転用を禁じます。

Copyright (C) 2000-2006
加藤諦三、加藤諦三研究室