加藤諦三の言葉 第204回 [2005/03/29]

「学に暇あらずという者は、暇ありといえども学ぶあたわず」という言葉がある。
『今日という日の使い方』 (三笠書房)


忙しいから学べないと言う人は、暇になっても学ばないということである。
「これがあったら幸せだ」と言う人は「これ」があっても幸せになれない。「これ」を得ればまた次に欲しいものを見つける。
これがなければ幸せになれないと思っている人は、自分が失ったもの、消えていったもの、自分にはないものばかりに気を奪われている。
その人のその性格が幸せになるのを妨害しているのである。「これがあったら幸せだ」の「これ」は単なる口実である。
そして不幸な人は、昔自分にあったもの、今自分にないものの価値ばかりを強調している。今自分に残されているものの価値を忘れている。

だれもが持っているもの、それは人生という限られた時間である。その時間を工夫して生きることが大切なのである。



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