加藤諦三の言葉 第202回 [2005/03/18]

なぜ他人の家を見て「あんな凄いものがあるね」と羨ましがるのか?
『今日という日の使い方』 (三笠書房)


そしてあるものに注意を払わないから、自分の家には「こんなものがある」ということがわからない。そして他人の家を見て「あんな凄いものがあるね」と羨 ましがる。しかし「自分たちの家にはこんなもんがあって良かったね」とは言わない。
そして羨ましがる人は同時に、逆の発想になると「あの家にはお鍋がないんだって」と軽蔑して噂話をしたりする。
「これがない、あれがない」と言っていれば自分が幸せになるためには努力しなくてもいい。電気釜がない、良い包丁がないと言っていれば美味しい料理をつく る努力をしなくてもいい。美味しい料理を作れないのは「これとあれ」がないからであると言える。



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