若い頃、十しかない自分の能力を二十に見せようとした。 少し経って、そうするから心休まるときがないと思った。 さらに年月を経て、次のように分かった。 若い頃、自分の能力は十しかないと、自分で勝手に決めつけていた。 そして二十なら人は自分を認めてくれると、自分の世界観のなかで勝手に思いこんでいた。 つまり、私は自分の世界観のなかだけで生きていた。 周囲の人が見えてなかった。 周囲の世界が見えたときには、いまの自分のままで皆が認めてくれるということが分かった。